HACCP管理

衛生施設・衛生行動・衛生意識の三位一体の管理(ハードによるHACCP管理)

  • 各ゾーン(衛生区画)管理、自動手洗装置、エアーシャワーにより作業区を常に清浄に保ちます。
  • 各ゾーンの床や作業服の色分けによって動線を限定し、衛生的な行動を意識しています。
  • 容器・用具の色分けし、各ゾーン別に使用する用具を分別してゾーン内の衛生を意識しています。
  • 自動秤量システム・作業工程・設備管理データを自動収集し情報の一括管理(システムによるHACCP管理)

  • 自動秤量機の導入により、作業時間の短縮・秤量間違いの防止、トレーサビリティを実現しています。
  • 各ゾーンの室温や冷凍・冷蔵庫の温度記録の自動収集により、作業者意識を品質に集中しています。
  • 作業者の工程データを自動収集し作業効率の改善を行っております。
  • 作業の単純化と衛生教育のシステム開発(HACCP管理による人材育成)

  • ゾーン区分による作業目的の明確化と管理ポイントの集約、マニュアルの単純化を目指します。
  • 衛生管理知識のレベルアップに基づいた、資格制度の導入・運用を行っています。
  • 作業者の適正を判断し、指導改善、適材適所への人員を配置します。
  • トレーサビリティーとは

    製品がどんな原料で、どんな工程を経て、どんな検査基準をクリアして出来上がっているかが後追いできること。

    HACCPとは

    食品が製造される過程での食中毒などの危害(hazard)原因となる工程を分析(HA=hazard analysis)し、その管理の重要ポイント(CCP=critical control point)を定め危害が発生しないように管理する。NASAが開発した宇宙食の製造管理手法。

    工場内のフールプルーフ機構

    フール・プルーフ機構とはフール(バカ)とプルーフ(耐える)の合成語で、「失敗しても大丈夫」とか、「バカでも失敗しない」という安全設計の事である。上記のトイレのドアや、エアシャワー連動の手洗装置もフールプルーフ機構で、「失敗しない秤量」を実現できる。また、目に見える色分けられた動線や作業着、閉ざされたゾーンなど、工場内のあらゆる制限やルール決めは、緩やかな深層心理に働くフールプルーフといってもよい。

    社内の重要な管理ポイント、工場の各ゾーンの出入り口、各ゾーン内の手洗、男女各トイレには手洗の重要管理ポイントとしてアルカリ水・酸性水交互の自動手洗装置を設置し、工場全体の衛生度の維持に努めています。また、各トイレとゾーンの出入り口はオートロック連動のフールプルーフ機構を備えている。

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